声楽の生徒さんたちに私がよくいう事があるのですが、それは、「年をとって、高い声が出なくなるのではなくて、高い声はそのまま出し続けられて、もっと低い声もしっかり出せるようになってほしい」という事です。 それは声楽の分野だけではなく、他のどのジャンルについても同じだと思います。それが理想・・・。 でも、発声の仕方を間違えて無理に喉を使っていると、それは叶わなくなるのです。こちらのブログで難しい説明はしないでおきますが、最近、松田聖子の新曲がドラマの主題歌になっていて時々聴きながら、「LIVEで、もしこの声が出てるなら結構すごいかも・・・」と思いました。
CDなどの場合、レコーディング時の高性能の録音機材で、いくらでも声の修正ができてしまうようなので、信用できないところがあり、それと昨年、一昨年と紅白を見た時に、「トリを取っておきながら高い声はぶら下がって、音に届いてないし、マイク使っているのに声出てなーい!」と、松田聖子に関してはそんな印象だったので、今はどうかと、ついつい聴いてしまった感じなのです。
ドラマも話題なので(”せいせいするほど愛してる”・・・娘も含め私の回りに結構多いタッキーファンの方には申し訳ありませんが[笑] 私は滝沢秀明も武井咲も別に好きではないので、いつも見ている報道ステーションがCMに入った時に数回見ただけですが、人気のドラマのようです)、今年の硬派で松田聖子が主題歌の”薔薇のように咲いて 桜のように散って”(曲はいいですね!音の間が絶妙だったり、フレーズの折り重ね方が流石だなと思います!)を歌いそうなので、ちょっと楽しみです。
「松田聖子のファンなの?」と絶対に聞いてくる人がいるので、きっぱり否定しておきますが、54歳にして本当にこの声が出せていたら、かなりすごいですね! ちなみにうちの家族皆、松田聖子は好きではないのですが(私の影響は全くありません[笑]、この曲だけは子供達もよく聴いています・・・。
ちょっと聴いてみて下さい!
「薔薇のように咲いて桜のように散って(YOSHIKI 作詞作曲)